| グルコシルトランスフェラーゼをコードする遺伝子およびその利用
|
| |
発明者
|教授
小関 良宏 他2名 |
| |
出願番号 |特願
2003 - 100692号 |
| |
出願日
|平成15年4月3日 |
| |
出願人
|農工大ティー・エル・オー株式会社 他1社 |
|
|
|
| |
|
|
|
黄色や橙色の花をつけるカーネーションの花蕾中の花弁から、カルコノナリンゲニンを基質とし、カルコノナリンゲニン配糖体を生成する新規な2つのグルコシルトランスフェラーゼを単離した。
これらをコードするDNAを利用することで植物においてカルコノナリンゲニン2’-O-グルコシド(Ch2’G)を生産できる。
Ch2’Gは植物の花色を黄色に発色させる色素である。花色を改変することが可能な植物としては、例えば、ペチュニア、バラ、アサガオ等のアントシアニン色素を発色する花を持つ植物全てが挙げられる。
(下記の図は、カーネーションによるナデシコ属Ch
2’GTによって触媒されたグルコシル転移)
|
|
| |
||
目的 |
 |
| |
カルコン2’-0-グルコシルトランスフェラーゼ(Ch2’GT
)をコードする遺伝子とその利用方法、特に植物の花色を改変する方法を提供する。
|
| |
||
研究方法 |
 |
| |
黄花をつけるカーネーション「A66」および橙色花をつけるカーネーション「8358-01」の花蕾中の花弁より全RNAを抽出した後mRNAを調製し、cDNAを合成した。
Ch2’GT候補となるcDNAは、縮重プライマーによるPCRスクリーニングによって単離した。次いで、該cDNAからコードされるタンパク質の活性測定を行った。
その結果、カルコノナリンゲニンを基質とし、カルコンナリンゲニン配糖体を生成するcDNAは二種類存在することがわかった。これらCh2’GTをコードするDNAを利用することで、植物の花色を改変できる。
|
| |
||
今後の展開 |
 |
| |
本発明によって、Ch2’G、およびアントシアニジン5-O-グルコシド等が製造できるようになった。また、本発明のDNAを利用することで、植物の花色を改変できる。
花に対する消費者ニーズが年々拡大、多様化しており、最近のガーデニングブーム等の影響もあって、家庭用の手軽で安価な切り花に人気が移りつつある。本発明のDNAを利用して新規な花色を有する植物体を作出することで、このニーズに応えることができる。 |
| |
|
| |